
赤く塗りられた部分が中国山西省
(Map by US Central Intelligence Agency.)
省内は険しい山岳、起伏に富んだ丘陵地、その間を黄河と支流が縦横に流れており、山と渓谷のいりくんだ複雑な地形となっている。標高は平均して1000~2000メートル。東部に太行山脈が、西部に呂梁山脈が南北に貫き、山間を黄河と海河の両水系から分岐した百以上に及ぶ支流が流れる。
気候は、大陸性気候に属している。省南東部の太行山脈が海風をはばむために華北の他の地域に比べて気温が低く乾燥している。冬寒夏暖、四季の変化が明瞭で、省内の南北で気候の差が大きい。
戦前は閻錫山の「保境安民」の治世によって、優秀省のひとつに数えられたが、現在では、戦後の沿海部を中心とした経済発展に取り残された内陸省のひとつに数えられ、沿海部と比較すると経済水準は高くない。しかし、ここ数年の間にめざましい経済発展を遂げている。特産品には、杏花村の「汾酒」、太原市の「老陳酢」などがある。特に後者の黒酢は、海外在住者が大量に購入していくことでも有名だ。
![]() 山西省北西部の山間部に位置する保徳県の風景(1997年) |
![]() 山西省の省都、太原市内の風景(2001年) |



